7×7 /seven by seven (セブンバイセブン)
2016 AW コレクションテーマ “ San Francisco CHINA TOWN ”
サンフランシスコ・チャイナタウン。
そこにはアメリカ人はもちろん、中国系の移民の血を受け継いだ人々が
今もなお、暮らしている。
デザイナー川上氏が見た彼らは
一見どこにでもある服を独特な着こなしやサイジングなどで
全く新しいものとして見せてくれていた。
無意識に手にしたもの、そして彼らのキャラクターで完成される空気感。
その偶然性をイメージしてデザインされたものが
今回のコレクション “ San Francisco CHINA TOWN ”に表れている。
普通ではありえないアイテムと生地の組み合わせ、サイズバランス。
そのルール違反寸前の遊びを組み込むことで
何者とも例える事の出来ないスタイルが完成される。
今シーズンも、7×7 (セブンバイセブン)ならではの解釈で
現代の服として機能する質の高い素材を徹底して使いながら
危険な空気感に気品を加えるようなバランスが意識された
渾身のコレクションになっている。
OVER FLARE COAT (オーバーフレアコート)
”ウール×コットン”
平置きすると三角形に見えるほど裾に向かって大きく広がったオーバーフレアコート。その広がった生地は重力に負け落ちることで、柔らかいヒダを生み出してくれる。ウール×コットンの生地の分量だけでもかなりボリュームのあるロングコートに、さらに中綿を入れて普通の服ではありえないような雰囲気が表現されている。seven by seven (セブンバイセブン)の今シーズンのテーマである”サンフランシスコチャイナタウン”の住人をイメージしたこのオーバーフレアコートは、羽織るだけで特別な存在感を与えてくれる。またダブルのように合わせてベルトを締め上げるなど、気分に合わせた着こなしでさまざまなスタイルを楽しんでいただける逸品となっている。
『7×7』 / セブンバイセブン
サンフランシスコの ローカルな若者が使う言葉 「seven by seven」。
それは、敷地面積 49mile? = 7mile×7mile の街、
「サンフランシスコ」を意味する。
「7×7(セブンバイセブン)」と言うフィルターを通したサンフランシスコ
ショップ「7×7」のディレクターである 川上淳也氏。
氏がデザインを手掛けるブランド ” 7×7 (セブンバイセブン)”は
2015年秋冬シーズンより、本格始動する。
サンフランシスコを拠点にヴィンテージのバイイングをはじめ、
地元のアーティスト達と独自の交流を深めていき、
さまざまな影響を受けたというサンフランシスコがテーマとなる。
ヴィンテージに造詣が深い氏の豊富な知識と経験、
そして、独自の感性によって打ち出される
自由でボーダーレスな世界がそこに表現されている。
素材やシルエット、ディテールなど厳選した古着やヴィンテージをもとに
丁寧に手を加えながら、そのもののイメージや価値観を崩し、
新たな価値を持つコレクションとして展開。
今回スタイリングで着用している 7×7(セブンバイセブン)その他の商品